ヤマハ発動機は1月17日、ビジネススクーター『ギア BX50S』のリアブレーキに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『ギア BX50S』1車種で、2014年3月14日から2016年3月30日に製造された計2936台。
パーキングスタンド装着車のリアブレーキにおいて、ブレーキケーブルの組付け作業が不適切なものがあり、ブレーキレバーの遊びが早期に大きくなることがある。そのため、ブレーキレバーを深く握らないとパーキングスタンドが下ろせなくなり、ブレーキケーブルが過度に引っ張られ、最悪の場合、当該ケーブルが切れてリアブレーキが利かなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両、リアブレーキケーブルおよびレバーを新品と交換する。
不具合は12件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。