【オートモーティブワールド2017】メルセデス、BMW、アウディに宿る大阪の技術…太洋工作所

自動車 ビジネス 国内マーケット
太洋工作所(オートモーティブワールド2017)
太洋工作所(オートモーティブワールド2017) 全 4 枚 拡大写真

メルセデス、BMW、アウディの車内で、鈍く光るシルバーの材質に注目。ドライバーが触れるマルチファンクションステアリングやダイヤルコントロールまわりに配置されたシルバーのボタン類は、大阪の太洋工作所が手を加えている。

マルチファンクションステアリングやダイヤルコントロールの周辺に配されたシルバーのボタン類は、金属の質感を取り入れたスタイルだが、実はこれらはプラスチック成形品であることが多い。

同社は、独自技術でサテンの光沢階調を無段階でコントロールしたり、ヘアライン、スピン加工といった微細なデザインにも対応。また、同社が持つ2色成形・選択めっき技術・レーザー加工技術などによって、光透過文字ボタンを配列したオーディオコントロールパネル、ヒートコントロールパネル、ハンドルスイッチASSYなどもつくっている。

「見た感じ、金属でできたパーツに見えるでしょ」と見せてくれたのは、電鋳ヘアライン、スピンデザインをイメージさせるボタン。「これらはプラスチック成形の過程で使う金型製作やめっき工程で当社の技術が活きている」。

今回、同社はオートモーティブワールドの来場者に向けて、美術品を想わせる細かなデザインモールドを施したプラスチック成形品を見せてくれた。同社担当者は「金型成形技術と、めっき加工の技術が、『ここまでできる』ということを示したアイテムのひとつ。ツルンとした質感、ヘアライン仕上げ、スピンデザインに次ぐ、レーザーエッチングに特殊ど銅めっきを施したこうした技術を見てほしい」と伝えていた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ホンダ『レブル250』ベースの新型コンプリート車発売!…4月の二輪車記事まとめ
  2. レイズ愛が海を渡る! 欲しいカラーを求めて逆輸入を敢行した強者ユーザー現る~2024 RAYS FAN MEETING~
  3. 総合商社恐るべし!? 伊藤忠がビッグモーター新会社へ社長・幹部ら50人超派遣[新聞ウォッチ]
  4. ルノー『キャプチャー』新型は都市型SUV市場をリードできるか[詳細画像]
  5. フェラーリから自然吸気V12気筒エンジン搭載の『12Cilindri』登場!…ベルリネッタとスパイダー
  6. シトロエン『C3』新型はキャラクター進化[詳細画像]
  7. タミヤのフラッグシップ拠点、「プラモデルファクトリー」が移転 5月24日にリニューアル
  8. これも未来だ、メルセデスベンツ『アクトロスL』受注開始[詳細画像]
  9. ホンダ『NSR500』:2ストエンジンの秘密に迫る!!
  10. [VW ゴルフ 50周年]デザインを再評価の4代目
ランキングをもっと見る