16日午後4時10分ごろ、秋田県秋田市内の県道を走行していたパトカーがスリップして路外に逸脱。同方向に進行していた軽乗用車の進路を塞ぐ状態となり、乗用車はそのまま追突した。この事故で乗用車の運転者が軽傷を負っている。
秋田県警・秋田臨港署によると、現場は秋田市下新城付近で片側2車線の直線区間。丁字路交差点には信号機が設置されている。パトカーは右折レーンを進行していた際に凍結路面でスリップ。第2車線側へ逸脱したところ、直後に進行してきた軽乗用車の進路を塞ぐ状態となり、軽乗用車は避けきれずに衝突した。
この事故で双方のクルマが中破。軽乗用車を運転していた三種町内に在住する40歳代の男性が打撲などの軽傷。パトカーの警官2人にケガはなかった。警察は運転していた50歳代の男性署員から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。
事故当時、現場の路面は完全凍結しており、圧雪アイスバーン状態だった。警察ではパトカー側がハンドル操作を誤ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。