トヨタ自動車の欧州法人、トヨタモーターヨーロッパは1月上旬、2016年の欧州市場におけるハイブリッド車の販売結果を公表した。総販売台数は、過去最高の29万5000台。前年比は41%増と、7年連続で増加した。
ブランド別では、トヨタが前年比49%増の24万9900台。レクサスは4万4900台で、前年比は10%増と、2桁増を維持する。
トヨタブランドでは、主力車種、『オーリス』のハイブリッドが、8万5800台。前年実績に対して、9.3%増と好調だった。日本にはないオーリスのワゴン、『オーリス・ツーリングスポーツ』のハイブリッドも支持を集める。
また、日本でも発売されたばかりの『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』)のハイブリッドが、オーリスを上回る8万6579台。前年比は19.8%の伸びを示す。
レクサスブランドのハイブリッドでは、『NX』のハイブリッド、「NX300h」が1万7991台で最多。『RX』のハイブリッド、「RX450h」は9111台。『CT200h』が8412台で続き、前年比は17.8%減と、2年連続のマイナス。『IS』のハイブリッド、「IS300h」が5856台で、前年比は24.4%減と、引き続き落ち込んでいる。