【オートモーティブワールド2017】先進の3次元CADシステムでリードタイムを短縮…コダマコーポレーション「Topsolid7」

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コダマコーポレーション(オートモーティブワールド2017)
コダマコーポレーション(オートモーティブワールド2017) 全 5 枚 拡大写真

横浜市のコダマコーポレーションは「オートモーティブワールド2017」で、設計から製造までデータを一気通貫にして、リードタイムの大幅な短縮を実現するCADシステム「Topsolid7」を紹介した。

「Topsolid7は先進の3次元CADシステムで、2次元と3次元、アセンブリと部品図、製品モデルと金型図面、CADデータとCAMデータのすべてを連動させ、工数とミスを大幅に減らすことができるという。

一つ一つの工程を、順を追って進めていると、それ以外の工程が無駄になる。これを解消することで、何より全体の時間が短縮され、コスト削減にも直結する。

会場にはこうした技術を応用して、複合加工したワーク展示がされた。自動車、航空宇宙、船舶、医療と、常に進化が求められる最先端の分野では、高精度で精密な、5軸、複合加工を難削材で製作することも珍しくない。そうしたものもこの「Topsolid7」の導入で実現できる。精度も折り紙付きだ。

「実は長いこと高い評価を得てきた日本のものづくり、大切なところは創意工夫・アイデアの部分だと思うのです。確かに技も卓越していたかもしれません。しかし、その技をどのように使うか知っていること、そしてアイデアが重要だと思うのです。この高度な技術にも対応したこのシステムで短縮したリードタイムを、もっとクリエイティブなことに当ててほしい。そこが本当の技術の差につながり、技術の差を発揮できる可能性を秘めていると思うのです。実はそんな願いもあるのです。」と担当者の方は語った。

《中込健太郎》

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