パイオニアのクラウド型運行管理サービス、コミュニティバス向け位置情報通知システムに採用

自動車 テクノロジー ITS
ビークルアシスト “Web APIサービス”概念図
ビークルアシスト “Web APIサービス”概念図 全 1 枚 拡大写真

パイオニアは1月26日、クラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」を活用したコミュニティバス向けの位置情報通知システムが、岐阜県中津川市が行う実証実験に採用されたと発表した。

同システムは、岐阜県中津川市が坂下地区で運営するコミュニティバス向けに、恵那バッテリー電装が開発したもので、パイオニアのクラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」および業務用カーナビと、無料アプリ「LINE」を活用。コミュニティバスの利用者は、バスの現在位置を「LINE」上の地図で確認できる。

ビークルアシストは、パイオニア製の車両情報端末を使用して、通信回線を使って送信される精度の高い車両位置や走行データを基に、登録地点や運行コースの管理・共有や車両状況把握のほか、メッセージ送信や日報作成など高度な運行支援・運行管理を行えるサービス。ビークルアシストのWeb APIサービスとLINEを利用することで、都市部の路線バスや高速バスなどに導入されている一般的な位置情報システムに比べ、導入コストと運用コストを大幅に削減することができる。

中津川市は、コミュニティバス利用者の利便性向上に向けて、2017年1月から3月末まで、同システムによる情報提供の有効性および利便性を評価する実証実験を行う。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  2. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  3. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  4. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  5. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  6. アストンマーティン『DBX』に改良新型、内装一新…707馬力仕様に一本化
  7. メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
  8. 「ホンモノのGT」が日常を小冒険に変える…マセラティの新型『グラントゥーリズモ』が誘う世界とはPR
  9. アウディ Q7 と Q8、PHEVに改良新型…EVモードは85kmに拡大
  10. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
ランキングをもっと見る