マツダは1月30日、2016年12月度および2016年暦年(1~12月)の生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表した。
●世界生産台数、4.5%増の12万9824台で5か月連続プラス 12月
12月の世界生産台数は前年同月比4.5%増の12万9824台で、5か月連続のプラスとなった。国内生産は『アクセラ』などが減少し、同1.5%減の7万6790台で2か月ぶりのマイナス。海外は『CX-4』の生産開始などにより、同14.6%増の5万3034台で、5か月連続のプラスとなった。
国内販売は『CX-3』や『アクセラ』などの減少で、同11.1%減の1万0682台と2か月ぶりのマイナス。登録車のシェアは同0.7ポイントダウンの3.2%となった。
輸出は北米や欧州向けが減少し、同2.5%減の7万4510台で、3か月ぶりのマイナスとなった。
●世界生産台数、2.9%増の158万6013台で5年連続増 2016年
2016年の世界生産台数は前年比2.9%増の158万6013台となり、5年連続で前年を上回った。国内生産は同0.5%増の97万7376台で2年連続プラス。海外生産は同7.1%増の60万8637台で3年連続プラス。ともに『CX-5』やアクセラの増加が貢献した。
国内販売は同18.0%減の20万1370台で2年ぶりのマイナス。『デミオ』やCX-5の販売減が響いた。登録車のシェアは1.4ポイントダウンの5.0%となった。
輸出は北米や欧州向けなどが増加し、同5.6%増の81万6743台。2年連続でプラスとなった。