シンガポール航空は2月9日、ボーイング777-9を26機(正式発注20機とオプション6機)、787-10を25機(正式発注19機とオプション6機)発注することで基本合意したと発表した。
シンガポールに本拠を置く大手航空会社が巨額を投じてワイドボディ機(客室に通路が2本ある機材)を拡充する背景には、今後10年間でさらなる成長を遂げながら、保有機材の近代化を進めたいという思惑がある。シンガポール航空はボーイング777-9を長距離路線、787-10を中距離路線に投入する予定。
シンガポール航空は今回発注で基本合意したボーイング777-9を2021-22年、787-10を2020-21年の会計年度から順次受領する。また、同航空が2013年6月に正式発注した30機の787-10は2018-19年の会計年度から引き渡しが始まる。