11日午前4時30分ごろ、鳥取県鳥取市内の県道で、路肩に駐車していた大型トラックの後輪に運転者の男性が巻き込まれる事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡。タイヤチェーンを装着している際に事故に遭ったものとみられている。
鳥取県警・鳥取署によると、現場は鳥取市徳尾付近で片側2車線の直線区間。通行人から「路上に停車している大型トラックの後輪に人が巻き込まれているようだ」との110番通報が寄せられた。
現場に急行した同署員がタイヤに巻き込まれた状態で意識を失っている男性を救出。近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。後の調べで島根県浜田市内に在住する44歳の男性と判明している。
タイヤの近くには毛布やチェーンが置いてあり、警察では男性がタイヤチェーンを装着しようとしていた際にタイヤが空転し、巻き込まれた可能性が高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。