JR東海が運営するリニア・鉄道館では、3月から6月にかけて、ドクターイエローにスポットを当てた春のイベントを開催する。通常は未公開のドクターイエロー車内見学やガイドツアー、歴史がわかる企画展など、普段より少し特別なリニア・鉄道館となるという。
春イベントでは、ドクターイエローの歴史や役割についてスタッフが紹介するガイドツアー「ドクターイエローの秘密を探ろう!」を開催する。普段は公開していない測定機器室や運転台も見学できる。そのほか、展示車両や鉄道ジオラマなど、館内のみどころをスタッフが解説する「見どころガイド」や、記念撮影ができる新幹線運転台の公開、在来線運転士による「お仕事紹介」、ヴァイオリンとピアノのデュオ「スギテツ」と「JR東海音楽クラブ」によるコンサートなどを開催する。開催日時はイベントにより異なる。
企画展としては、3月から9月にかけて 「ドクターイエローの軌跡 The History of Dr.Yellow」を開催する。開業から現在までのドクターイエローの歴史や各種計測技術の進化を、映像などの資料とともに紹介する。入館料のみで観覧可能。
また3月15日からは、JR東海30周年記念として、高校生以下を対象とした「こどもパスポート」が発売される。平成29年4月1日から平成30年3月31日までの1年間、何度でも入館できるほか、同伴者の入館料割引などの特典が受けられる。価格は小学生から高校生用が1,000 円(税込)、幼児用(3歳以上未就学児)が400円(税込)。リニア・鉄道館1階「総合案内」にて販売される。