スズキが2月9日、『エスクード』に不具合があるとして、国土交通省に届け出たリコール(回収・無償修理)。このリコールが米国に拡大した。
今回のリコールは、シフトレバーの不具合によるもの。MT仕様車において、ギアシフトリアシャフトの強度が不足しているものがある。そのため、シフト操作を繰り返すと、ギアシフトリアシャフトに亀裂が入る可能性がある。
そのまま使用を続けると、ギアシフトリアシャフトが折れて、最悪の場合、変速操作ができなくなり、走行不能に陥るおそれがあるという内容。
このリコールが、米国にも拡大。米国では、2009‐2013年モデルのエスクードが対象。米国で販売された791台が、リコールに該当する。
スズキは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店において、ギアシフトリアシャフトを対策品と交換するリコール作業を行う。