天空の鉄路・小海線の観光列車、愛称は「1375」に

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小海線に導入される観光車両「HIGH RAIL 1375」のイメージ。夏の観光キャンペーンにあわせ導入される。
小海線に導入される観光車両「HIGH RAIL 1375」のイメージ。夏の観光キャンペーンにあわせ導入される。 全 4 枚 拡大写真

JR東日本長野支社は2月20日、小海線で運行する観光車両の愛称を「HIGH RAIL 1375(ハイレール イチサンナナゴ)」に決めたと発表した。7月から9月にかけて行われる観光キャンペーンにあわせて導入する。

小海線は、小淵沢(山梨県北杜市)~小諸(長野県小諸市)間の78.9kmを結ぶ鉄道路線。山梨・長野の県境前後の区間は線路の標高が1000mを超え、県境部の清里~野辺山間の標高はJR線の線路で最も高い1375mとなっている。野辺山駅もJR線の駅としては最も標高が高い場所(1345m)に設けられている。

長野支社の発表によると、「HIGI RAIL」は標高が高い場所を通る小海線の特徴を表し、「1375」はJR線の標高最高地点を表している。「標高の高い小海線から見上げる、『天空』『星空』を楽しんでいただきたいとの想いを込めて命名」したという。

車両のコンセプトは「天空にいちばん近い列車」。外観は車体をキャンバスに見立て、小海線の夜空や沿線にある八ヶ岳などをモチーフにデザインした。。「大人は少しノスタルジック、こどもはワクワクするような列車」を表現するという。運行時刻や車内サービスなどの詳細は、後日案内される予定だ。

長野支社は、キハ110系の改造車を使った観光列車『おいこっと』を飯山線で運行。篠ノ井線・大糸線でもHB-E300系ハイブリッド気動車による観光列車『リゾートビューふるさと』を運行している。2016年11月には小海線でも観光列車を運行すると発表。キハ100・110系気動車を改造した2両編成(定員50人)を導入するとしていた。

《草町義和》

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