現実世界で戦うARロボット「メカモン」体験レポート…カスタマイズや対戦も可能で、大会もサポート予定

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【レポート】現実世界で戦うARロボット「メカモン」登場 ― カスタマイズや対戦も可能で、大会もサポート予定
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他には代えがたいワクワク感を提供し、世界の人々を年齢・性別問わず引きつけるロボット。そんなロボットを手軽に操作できるという人生の喜びを提供するため、今まで様々なゲームやおもちゃが生み出され、鎬を削ってきました。そんな中、スマートフォンで操作し対戦ができるという、ARゲームとおもちゃを融合させた夢のロボット「メカモン(MekaMon)」が海外で生み出されました。

【画像全20枚】

「メカモン(MekaMon)」はイギリスのベンチャー企業Reach Roboticsが手掛けており、CEOのサイラス・アデカンル氏を含めた10名ほどのメンバーが大学を卒業後に開発。メカモンという名前から「ポケットモンスター」っぽいフレンドリーな世界観を想像するかもしれませんが、「メカモン」はエイリアンの侵攻を受けた未来の地球で開発された人類最後の希望となる兵器というなかなかハードな設定。現状英語版しかありませんが、熱くなるためにはこういう設定が不可欠ですので、気になる方は公式サイトをご覧下さい。


インサイドでは、そんな「メカモン」の生みの親であるサイラス・アデカンル氏を直撃。実際に「メカモン」でのロボットバトルを体験させていただき、今後の展開など気になるところを伺ってきました。

簡単操作でパイロット気分を存分に味わえる今回の機体は「メカモン」の初期モデル「バーサーカー」。甲殻類を彷彿とさせる四脚のロボットで、頭部と胴体はあれど腕や顔がないというのが、いかにも海外っぽいデザインでカッコいいです。機体とスマートフォンはBluetoothで接続することができ、専用アプリ上に表示される疑似ツインスティックで操作。左で前横後の移動、右で旋回というシンプルな仕様になっており、操作をしてからのタイムラグは殆ど感じないため、シビアな対戦でも問題なく操作できそうです。

専用アプリには機体に関する様々な設定項目があり、移動や旋回の速度、機体の高さなどを細かく調整可能。予め設定されているモーションを呼び出すコマンドも用意されており、待機モーションから可愛いダンスまで、コマンド1つで様々なモーションを出すことができます。もちろん自分オリジナルのモーションをプログラムすることも可能です。

なお、足の関節にはモーターが入っており、それぞれが自在に可動。機敏に動くので内部はかなりデリケートなのではと思いきや、ギアが破損しないように一定の不可がかかると空転するように作られており、壊れにくい設計になっているんだとか。ただ、動作音は足の着地音が大きく、迫力のあるメカメカしさがある一方で、音を立てるとマズい環境では、何らかのマットを敷くなどの対策が必要かもしれません。

ソロプレイ&カスタマイズ

ラジコンとして遊ぶのも十分楽しいんですが、専用アプリにはARを使ったソロプレイ用ゲームも収録。専用のマットを敷くとスマホの画面上に地形と敵機が表示され、メカモンに装備された武器に対応したボタンを押して攻撃をして戦うという形式です。操作のいい練習になります。

因みにメカモンの武器や装甲が換装可能。見た目が変わるだけでなく端子に接続することでゲーム内でも認識され、攻撃技の威力やそのリチャージ時間、防御力、さらには(ゲーム内での)パーツの重さに応じて移動速度など細かなステータスが変化します。『アーマードコア』や『フロントミッション』のような雰囲気のカスタマイズが楽しめるのは熱いですね。パーツが並んでるだけでもワクワクしてしまいます。

白熱の対戦モード

そして対戦モード。こちらのモードではARは使用せず目視でのプレイとなり、ルールは相手のHPを0にしたほうが勝利という単純明快なデスマッチです。今回の装備では前方向からの攻撃が基本となるため、素早く側面に回り込んで一方的に攻撃するのが理想的。相手の足止めをする攻撃技もあり、それらを駆使しながら回り込むといいようです。また、ナノマシンを起動して機体を修理するといった回復技もあるため、時折スマホ画面のHPをチェックする必要があり、ただ攻撃してればOKというわけではないゲームとなっています。

今回は小さな会議室で体験したため障害物をあまり配置せずに遊びましたが、広めのスペースでたくさんの障害物を配置して遊んだ方がより難しい操作が必要となり、白熱したバトルを楽しめそう。街並みを再現して市街戦ができたら最高ですね。そして何より、ダメージが入ったり、HPがゼロになるとそれぞれ専用のモーションがあるのも楽しい。苦しみながら力尽きる姿はちょっとかわいそうなくらいです。

これだけガシガシ動くとバッテリーの持ちが心配になってきますが、バッテリーは45分の充電で1時間は持つとのことなので、ボクシングの試合を12ラウンド完全にやるよりも長くロボット・バトルが満喫できます。

無限に広がる今後の可能性

もうすでに喜びに満ちた遊び心地ですが、サイラス氏に今後の展開を伺ってみたところ、オンライン対戦や協力プレイモードなどさらなる遊び方を提供予定なのだとか。メカモンをプラットフォームとして位置づけ、別の会社が開発する対応アプリ(ゲーム)を展開するといった可能性も模索中であり、将来的には大会をサポートし、ロボット・バトルというスポーツのいちジャンルにしようという狙いもあるようです。

こんな感じでバラバラにできる
もちろん様々なカスタムパーツも販売予定で、完全に別タイプの胴体や足を組み合わせることも可能。壊れた時に個別に交換しやすいのも良いところですね。機能の拡張という面では、カメラを内蔵した新たな胴体パーツも検討中で、もし実現すれば主観視点での対戦が可能になります。

このメカモンがポピュラーになれば、お店に行ってロボットのパーツを買って対戦するという『メダロット』的な夢の世界が現実になるかもしれません。因みに特に販売の予定はないようですが、サイラスさんが持ってきたゴツい持ち運び用のケースに入っているところも、やけにかっこいい。子供の頃に見たおもちゃ原作のアニメでスペシャルなアイテムはよくこういう仰々しい収納のされ方していましたよね。

◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆ 
現在「メカモン」は公式サイトで、1体279ドル/2体セット499ドルで予約受付中(3月発売予定)。国内での販売は今のところ未定ですが、日本語FacebookページとTwitterアカウントが開設されています。

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《傭兵ペンギン@INSIDE》

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