函館市は2月24日、函館地区の交通系ICカード「ICAS nimoca(イカすニモカ)」のサービスを3月25日に開始すると発表した。函館市電や函館バスがICカードで利用できるようになる。
ICAS nimocaは、九州の大手私鉄・西日本鉄道(西鉄)が展開しているICカード「nimoca(ニモカ)」をベースにした交通系ICカード。「ICAS」は「Intelligent CArd System」の頭文字を取っている。
導入路線は函館市電の全2系統と函館バスの路線バス全184系統。ICAS nimocaカードのほか、SuicaやPASMOなど全国相互利用サービスに対応した交通系ICカードでも函館市電や函館バスを利用できるようになる。
ICAS nimocaカードはサービス開始に先行して3月15日から発売される予定。ただし函館市電や函館バスの車内発売は、サービス開始と同時の3月25日からになる。