日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティは3月7日、ジュネーブモーターショー2017において、『Q50』(日本名:日産『スカイライン』)の改良新型モデルを初公開し、自動運転の「プロパイロット」を導入すると発表した。
プロパイロットは2016年8月、日本向けの『セレナ』に搭載されたのが初めて。プロパイロットは、革新的で安心して使用できる高速道路の単一車線での自動運転技術。渋滞走行と、長時間の巡航走行の2つのシーンで、アクセル、ブレーキ、ステアリングのすべてを自動的に制御し、ドライバーの負担を軽減する。
高度な画像処理技術によって、道路と交通状況を把握し、ステアリングを正確に制御。人間が運転している感覚に近い自然な走行を実現している。
このプロパイロットを、インフィニティブランドでは初めて、Q50が導入。欧州では2018年に発売される2019年モデルのQ50に、プロパイロットが搭載される。インフィニティは、「プロパイロットは、将来のインフィニティ車の自動運転技術のベースとなるプラットフォーム」とコメントしている。