カーシェア大手5社の車両台数、前年比24.0%増で2万台突破

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カーシェアリング(タイムズ カー プラス・参考画像)
カーシェアリング(タイムズ カー プラス・参考画像) 全 3 枚 拡大写真

ジェイティップスは、同社運営のカーシェアリングの比較情報サイト「カーシェアリング比較360°」のデータベースを元に、カーシェアリング主要5社の市場動向報告・2016年総括版を公開した。

それによると、2016年12月末時点のステーション数は2015年12月末時点に比べ17.5%増の1万1793、ステーション車両台数は同24.0%増の2万1201台。前年に比べて伸び率が高まっており、順調に拡大が続いている。また昨年と同様、ステーション数に比べると車両台数の伸長率が大きく、ステーション単位での利用者数や利用頻度は引き続き増加しているようだ。

ブランド別の車両台数は、2014年に1万台の大台に乗せた首位「タイムズカープラス」が今期も好調を維持し、同23.2%増の1万6550台の大幅増。2位「オリックスカーシェア」も同10.8%増の2507台と台数を伸ばしているが、首位タイムズカープラスとは6倍以上の開きがある。また、3位「カレコ・カーシェアリングクラブ」は同79.2%増の1527台。ステーション数で同53.3%増の1036と、2位オリックスカーシェアに迫る勢いを見せている。

また、オリックスカーシェアは加熱式たばこ「IQOS」専用の車両を導入、タイムズカープラスはコンビニ駐車場での設置ステーションを拡大、カレコ・カーシェアリングクラブは100台を超えるメルセデスベンツ車を導入するなど、大手3社ともサービス内容の充実化に注力。利用ハードルの低下に加え使い勝手の良さや用途の拡大が行われたことで、消費者にとってはカーシェアリングを利用しやすい環境が整ったといえる。

《纐纈敏也@DAYS》

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