【新聞ウォッチ】トヨタ車体、三重県のいなべ工場で火災…アルファード/ヴェルファイア納車に影響も

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トヨタ・アルファード
トヨタ・アルファード 全 2 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2017年3月21日付

●IoT時代へ日独タッグ、自動走行米IT大手に対抗、ハノーバー宣言共同で国際ルール作り(朝日・4面)

●株主優待花ざかり、長く愛して、最多1300社が贈る(朝日・4面)

●安倍政権に「森友」逆風、支持率軒並み下落、各社世論調査(毎日・5面)

●自動運転技術「盗まれた」グーグル側ウーバーを提訴、開発競争激化(毎日・7面)

●超小型EV普及着々、トヨタ・日産がカーシェア実験(産経・11面)

●公共バス自動走行、国内初の実験開始、沖縄・南城市(産経・11面)

●派遣陸自、交通事故50件、南スーダン民間人骨折で初公表(東京・3面)

●大卒採用来春9,7%増、介護・陸運・外食が旺盛、本社調査(日経・1面)

●トヨタ車体工場で火災、三重・いなべ(日経・9面)

●豪華列車が立ち往生、JR東・四季島試運転で故障(日経・39面)

●「若い人も事件知って」地下鉄サリン22年、遺族ら献花(日経・39面)

ひとくちコメント

トヨタ自動車の100%子会社で、高級ミニバンの『アルファード』や『ヴェルファイア』などを製造しているトヨタ車体の三重県いなべ市にある「いなべ工場」内で、3月20日午後5時半過ぎに火災が発生したという。

きょうの日経などが報じているが、いなべ工場の4階にある塗装ラインから出火し、3時間後に消し止められたそうだが、消火活動中の消防隊員1人が病院で治療を受けたという。

火災といえば、2月中旬にコピー用紙などの通販を手がけるアスクルの埼玉県の物流倉庫で火災が発生し、その影響で2017年5月期連結決算が6年ぶりの最終赤字に転落する可能性が出てきた例もある。

トヨタ車体のいなべ工場ではトヨタの高級ミニバンなどを生産しているが、会社側は「被害の状況を見て、今後の対応を検討する」としている。だが、塗装工程が細かいチリやほこりなどを防止する特殊なラインで、他の工場に生産を切り替えることは難しいという。

アルファードとヴェルファイアは2車種で月間1万台近くを販売する人気の高級ミニバンだけに、納車が長引けば業績への影響も懸念される。

《福田俊之》

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