東京都交通局は3月17日、都電荒川線に愛称を付けると発表した。一般から意見を募集し、同月下旬に発表する。
都電荒川線は、三ノ輪橋(荒川区)~早稲田(新宿区)間12.2kmを結ぶ路面電車。東京都心部に残る唯一の都電だ。交通局は「都電荒川線の魅力を国内外に積極的にアピールし、さらなる利用者の誘致、沿線地域の活性化に寄与していくため、外国人を含む観光客の方にも親しみやすい愛称を付ける」として愛称を付けることにした。
発表によると、愛称は「東京○○トラム(Tokyo ×× Tram)」。「○○」はカタカナ・ひらがな、「××」はアルファベットで、「都電や沿線をイメージできるような」(交通局)複数の候補を設定。一般からの意見を参考にして決める。
候補の言葉は「ローズ(Rose)」「さくら(Sakura)」「フラワー(Flower)」「ブルーム(Bloom)」「クラシック(Classic)」「レトロ(Retro)」「ノスタルジック(Nostalgic)」「レガシー(Legacy)」の8種類。意見の応募は交通局の特設ウェブサイトで受け付けている。締切は4月7日。