型式指定審査で不正を行った自動車メーカーへの再発防止を確認する制度を新設…報告まで審査を停止

自動車 社会 行政
三菱eKスペースとeKワゴン
三菱eKスペースとeKワゴン 全 2 枚 拡大写真

国土交通省は、三菱自動車やスズキの燃費不正事件を受けて、不正を行ったメーカーの申請に対して不正行為の再発を防止するための措置を適切に実施していることを証する書面の提出を求めるなど、自動車型式指定規則を一部改正する。

昨年4月に三菱自が型式指定審査での燃費試験の不正行為が発覚したことから国土交通省では「自動車の型式指定審査におけるメーカーの不正行為を防止するためのタスクフォース」を同月中に設置し、型式指定審査におけるメーカーの不正行為を抑止・防止するために必要な措置をまとめた「最終とりまとめ」を同年9月に公表した。

「最終とりまとめ」に掲げられた措置については実施可能なものから実施してきた。今回、道路運送車両法に基づく省令を一部改正し、型式指定申請で不正を行った自動車メーカーに対しては、同様の不正行為の再発を防止するための措置を適切に実施されていることの確認を行うこととした。

また、不正を行っていた自動車メーカーによる全容解明と再発防止策の報告までの間、並行して行われているこの自動車メーカーの他車種の審査も一時停止する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  3. 中国製部品の急成長で2025年以降日本製の車載半導体は使われなくなる…名古屋大学 山本真義 教授[インタビュー]
  4. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  5. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  6. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  7. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  8. <新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”を駆使して「低音増強」を図る!
  9. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  10. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
ランキングをもっと見る