ロンドンタクシーカンパニーは3月22日、次世代ロンドンタクシーの生産を開始した、と発表した。
中国のジーリー(Geely)の子会社であるロンドンタクシーカンパニーは、コベントリー・アンスティの新工場と次世代ロンドンタクシーの開発に、3億ポンド以上を投資してきた。新工場は、年間2万台以上の生産能力を持つ。
新型タクシーには、実績のあるボルボカーズの電動パワートレーンシステムと新しいEV軽量プラットフォームを採用。車椅子のアクセシビリティ、高いレベルの操縦性といった車両の主要な特徴を保持しながら、6座席を備えた広い室内空間と高度に洗練されたEV走行を実現した。
ロンドンタクシーカンパニーのクリス・ガビーCEOは、「今日はロンドンタクシーカンパニーの再生を記念する日。我々は、世界中の都市をゼロエミッションで走行し、ドライバーの維持費を下げることを目的としたタクシーを設計・製造するビジョンを掲げている」と語っている。