道南いさりび鉄道「夏」イメージの新塗装車が発進 3月26日

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3月26日から運用される道南いさりび鉄道の新塗装車。夏をイメージした塗装になった。
3月26日から運用される道南いさりび鉄道の新塗装車。夏をイメージした塗装になった。 全 2 枚 拡大写真

道南いさりび鉄道は3月24日、同社が保有する気動車のうち1両を新しい塗装に変更すると発表した。3月26日から運用する。

道南いさりび鉄道は、五稜郭(北海道函館市)~木古内(木古内町)間37.8kmの道南いさりび鉄道線を運営する第三セクター。かつてはJR北海道の江差線だったが、並行する北海道新幹線の開業(2016年3月)にあわせ、第三セクターの道南いさりび鉄道が引き継いだ。

車両はキハ40系気動車のキハ40形9両をJR北海道から譲り受けて使用しており、このうち2両は観光列車『ながまれ号』用の特別車両になっている。残る7両は当初、JR北海道時代の塗装のまま使われたが、2016年7月には1両が山吹色のオリジナル塗装に変更。さらに今回、新塗装車が1両導入されることになった。

新塗装車は3月26日、函館13時36分発の開業1周年記念特別列車で運用を開始する予定。「夏の沿線に広がる木々や豊かな森」をイメージしたという濃い緑色をベースに、函館山のシルエットをデザインした帯を入れた。

道南いさりび鉄道は今後も「道南の四季をイメージした5色で塗装し、函館山をなぞったラインとシンボルマーク及びロゴタイプを同位置に配するデザイン」で塗装の変更を進めていく方針。車両の定期検査にあわせ、今後2年程度かけて塗り替えていく。

《草町義和》

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