秋田内陸縦貫鉄道、4月末にも全線再開へ…鷹巣方の車両不足も解消

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秋田内陸縦貫鉄道が公表した被災地点の写真(2月22日)。4月末に運行が再開される見込みとなった。
秋田内陸縦貫鉄道が公表した被災地点の写真(2月22日)。4月末に運行が再開される見込みとなった。 全 1 枚 拡大写真

秋田内陸縦貫鉄道は3月31日、秋田内陸線阿仁前田~阿仁合間(北秋田市)の運行を4月末には再開できる見込みと発表した。

秋田内陸線は、秋田県内陸部の鷹巣~角館間94.2kmを結ぶ鉄道路線。今年2月、阿仁川河岸上部の斜面に崩落があり、小渕~阿仁合間(北秋田市)で路盤崩落の恐れが確認された。秋田内陸線を運営する秋田内陸縦貫鉄道は同区間を含む阿仁前田~阿仁合間で運転を見合わせており、バスによる代行輸送を行っている。

発表によると、崩落した斜面の復旧工事は秋田県が行っており、4月下旬をめどに工事が終了する見込み。その後、秋田内陸縦貫鉄道が軌道の整備や安全確認を行い、4月末にも運転を再開する見込みだ。

一方、鷹巣~阿仁前田間は4月1日から所定の本数に戻った。この区間は阿仁前田~阿仁合間が運休した時点で車両が1両しかなく、阿仁合駅にある車両基地から車両を送り込むこともできなかったため、一部の列車が運休していた。3月21日から22日にかけトレーラーによる道路輸送で2両を送り込み、車両不足が解消された。

《草町義和》

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