トヨタ自動車の欧州法人、トヨタモーターヨーロッパは1月10日、2017年のレクサスの欧州新車販売の結果を発表した。総販売台数は過去最高の7万4602台。前年比は0.4%増だった。
車種別の2017年実績では、2014年10月に投入された新型SUVの『NX』が2017年、2万7789台を販売。前年比は6.5%増と伸び、3年連続で最量販車に君臨した。
『IS』は6093台。前年比は7.7%減と、3年連続のマイナス。注目できるのは、最も売れたグレード。ハイブリッドがIS全体の91%を占めた。ディーゼルが主流の欧州市場で、ガソリンハイブリッドが支持されている。
コンパクトハイブリッドの『CT200h』の2017年実績は、8842台。前年比は5.1%増と、プラスに転じた。『GS』は1763台、『RC』は1446台、『LS』は165台を売り上げた。
また、主力SUVのひとつ、『RX』は2017年、1万8918台を販売。前年比は4.7%増と、好調を維持している。