日野自動車は4月26日、2018年3月期(2017年4月~2018年3月)の連結決算を発表。最終利益は前年比4.0%増の513億円、4年ぶりの増益となった。
国内売上台数は、トラック・バス総合計で同7.1%増の18万4100台。普通トラック市場のシェアは前年並みの37.7%で45年連続登録台数トップを記録、小型トラック市場でも過去最高のシェア27.3%を達成した。海外売上台数は、インドネシアを中心としたアジアでの販売台数の増加などにより、同11.2%増の11万6500台。日野ブランド事業のトラック・バスの総売上台数は同7.1%増の18万4000台となり、過去最高となった。また、トヨタ向け車両台数は、主にSUVの台数が増加した結果、総売上台数は同4.1%増の15万0200台だった。
販売台数の増加により、売上高は同9.2%増の1兆8379億円、営業利益は同12.9%増の803億円、経常利益は同11.6%増の804億円、純利益は同4.0%増の513億円となった。
今期の連結業績見通しは、売上高が1.2%増の1兆8600億円、営業利益は3.3%増の830億円、経常利益は3.2%増の830億円、純利益は1.2%増の520億円とした。