ヤマハ発動機、セロー250 を空冷のまま復活 FI改良などで排ガス規制クリア

モーターサイクル 新型車
ヤマハ・セロー250
ヤマハ・セロー250 全 13 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は、2017年に生産を終了したマウンテントレール『セロー250』を、排出ガス規制に適合させ、8月31日より発売すると発表した。

セローシリーズは1985年の発売以来、オンロードからオフロード、トライアル的な走りさえ楽しめる扱いやすさで人気を集め、『SR』と並ぶヤマハを代表するロングセラーモデルとして親しまれてきた。しかし、ヤマハは2017年9月、排ガス規制強化によりセローの生産終了を発表。規制に対応させるべく新型モデルの開発を進めてきた。

新型セロー250は、空冷エンジンはそのままに、O2フィードバック制御のFI(フューエルインジェクション)や、蒸発ガソリンの外気への排出を低減するキャニスターの採用などで優れた環境性能と燃費性を実現。「第3次排出ガス規制 」に適合させながらも、優れたトレッキング性と扱いやすさといった従来からの特徴を継承した。

排ガス規制クリアに伴い、車重は従来モデル比3kg増の133kgとなったものの、最高出力は同2ps増の20ps、最大トルクは同1Nm増の20Nmとエンジンはパワーアップ。そのほか、新設計のロングタイプのリアフェンダー、優れた被視認性を持つLEDテールランプなどを装備する。

カラーは、「ホワイト/グリーン」「ホワイト/オレンジ」「ホワイト/ブルー」の3色を設定。価格は56万4840円。従来より5万7240円アップとなった。
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《纐纈敏也@DAYS》

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