甲子園球場の新型リリーフカーはBEV、トヨタC+pod改造

トヨタC+pod阪神甲子園球場ホームチーム用リリーフカー
トヨタC+pod阪神甲子園球場ホームチーム用リリーフカー全 4 枚

プロ野球2022年シーズン、阪神タイガースのリリーフピッチャーは環境にやさしい?! 阪神電気鉄道が運営する阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)では、阪神タイガースの試合で使用するリリーフカーを、従来のガソリン車から環境にやさしいバッテリー式電気自動車=BEVに変更した。

トヨタC+pod阪神甲子園球場ビジターチーム用リリーフカートヨタC+pod阪神甲子園球場ビジターチーム用リリーフカー

リリーフカーは、試合途中で交代登板する投手を、外野スタンドの下の練習場からグラウンドのマウンド近くまで乗せて運ぶ小型の自動車。

甲子園の新型リリーフカーは、トヨタ自動車の超小型バッテリー式電気自動車の『C+pod』(シーポッド)をベースに改造された。ルーフを撤去し、身体の大きな投手でもゆったりと乗車できるよう助手席の位置を後方へ移動、さらに助手席シートをグローブがモチーフのデザインに変更した。また、ホームチーム用の車体は虎柄にラッピングされ、豊田合成による特製のイエローステアリングを装備する。ビジターチーム用の車体は白。

トヨタC+pod阪神甲子園球場ホームチーム用リリーフカートヨタC+pod阪神甲子園球場ホームチーム用リリーフカー

新型リリーフカーは3月4日の阪神タイガースVS東北楽天ゴールデンイーグルス戦(オープン戦)から使用を開始する。新型リリーフカーの導入は、阪神甲子園球場が昨年12月に宣言した「KOSHIEN“eco”Challenge」の一環だ。

トヨタC+podトヨタC+pod

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 水平対向8気筒エンジン搭載バイクは世界唯一、中国長城汽車の「SOUO」ブランドが発表
  2. 6年ぶりビッグネーム復活!? 新開発のV12エンジンが搭載されるフラッグシップGTとは
  3. トヨタ『シエンタ』対応の「車中泊キット」一般販売開始
  4. VWの小型ミニバン『キャディ』、改良新型を生産開始…5月末ドイツ発売へ
  5. BMWの新型車、ティザー…実車は5月24日発表へ
  6. MINI ハッチバック 新型の頂点「JCW」、今秋デビューへ…プロトタイプの写真を公開
  7. 「トゥクトゥク通学」学生の問題意識から生まれたレンタルサービス、実証試験を開始
  8. スズキ スーパーキャリイ 特別仕様は“For Your Work Buddy”…デザイナーの思いとは?
  9. BMWが14車種の新型車を発売へ…『X3』や『1シリーズ』に新型 2024年
  10. 【メルセデスベンツ EQA 新型試乗】“EQ感”がより増した、シリーズ最小モデル…島崎七生人
ランキングをもっと見る