横浜ゴムは6月16日、三菱ふそうトラック・バスが国内で発売した小型EVトラック『eキャンター』新型の新車装着(OE)用タイヤとして「RY01C」の納入を開始した。
![三菱ふそう eキャンター 新型](/imgs/fill2/1899203.jpg)
eキャンターは国内初の量産型小型EVトラックとして2017年に発売、今回が初のフルモデルチェンジとなる。
EVに装着されるタイヤには航続距離を拡大するための転がり抵抗性能、バッテリー搭載による高荷重かつ低回転からの高トルク出力に対応するための耐久性、エンジン音のないEVに合わせた静粛性など、通常のタイヤに比べて高いレベルの環境性能、安全性能、快適性能が求められる。
RY01Cは、耐摩耗性能を重視した小型トラック用スタンダードリブタイヤ。EVに必要な転がり抵抗の低減と小型トラック用タイヤに求められる耐摩耗性能、優れたウェット制動性能を同時に実現し、eキャンター新型が追求する環境性能、安全性能、操縦性能に対応している。
装着サイズは205/70R17.5 115/113N LT。トラック・バス用タイヤのEVへの新車装着は横浜ゴム初となる。