丸紅は、インターネットを使って日本からアメリカの新車・中古車をオーダーできるシステムの検討を始めた。今後、需要やアフターサービスなどの課題を検討し、事業化の可能性を探るという。
今回の事業化検討は、米国の販売子会社がインターネット販売サイト「ドライブポイント・ドット・コム」を開設したのに伴うもの。米国からの車両輸送や通関手続きは丸紅の物流子会社が請け負う計画。
米国と日本の価格差が大きいほど消費者にとってはメリットがあり、丸紅は高級車の取引を想定しているという。例えばジャガー(価格1000万円)の場合、米国からの輸送費を差し引いても、日本で買うより2、3割安上がりになる。現地に試乗コースを設け、米国出張したビジネスマンに売り込む考えもあるという。