普通乗用車とライトトラックの両方の機能を備えたクルマ、としてアメリカでもっとも注目されていたクライスラー『PTクルーザー』だが、インターネットでの販売サイトによる調査でその人気に陰りが出ていることが明らかになった。
独自の調査を発表したのはインボイス・ディーラーで、インターネットによるユーザーからの自動車詳細問い合わせに答えて料金見積もりなどを出しているサイト。このサイトでは乗用車、トラック部門ともにPTクルーザーへの問い合わせがナンバーワン、という状態が続いていたが、2000年6月の統計では乗用車部門でホンダ『アコード』が、ピックアップトラック部門ではフォード『Fシリーズ』が問い合わせ件数ナンバーワンに返り咲いた。
ユニークな外観と機能とで注目を集めたPTクルーザーだが、実用としてはどうか、というもっともなユーザーの反応が現れ始めた、というところだろうか。