日産のWebサイト製作やソフト開発を手掛ける「インスピレーション」は、4月から東京の世田谷で、日産のEV『ハイパーミニ』の試乗を行うeディーラー「hoovs(フーブス)」の運営を行っているが、その第1期運営期間が8月末で終了となる。
元々、この試乗サービスは日産のIT戦略の一環として始まったもので、hoovsはインターネットによる顧客と販売店側のインタラクティブなコミュニケーションを取り入れた「eディーラー」プロジェクト実証実験として開設された。試乗の予約、試乗後の感想を周囲に発信する手段としてインターネットを用いており、これまでのディーラーには無かった柔軟性や、気軽さを前面に押し出し、ディーラーとしての敷居を低くするのも狙いのひとつだ。
現在、hoovsでは第1期運営期間終了となる8月末まで、ハイパーミニの試乗サービスを行っているが、これまでに131人が試乗し、現在もなお試乗の募集を行っている。この記事を執筆している時点(10日/12時)の段階では、下旬にかけてかなりの空きがあるという。
日産の次世代ディーラーのモデルと、普段は乗れないEVを体験できるチャンスはあとわずか。夏休みでもあるし、興味がある方は参加なされてはいかがだろうか。