GMはガソリンメーカー、エクソンとのジョイントベンチャーにより、ガソリンを使った燃料電池の開発に取り組むと発表した。ダイムラー・クライスラーが進めている水素やメタノールなどを燃料とするものと違い、どこでも手に入るガソリンを使う、ということで利用者のメリットを追求する。
ガソリンを使う場合リジェネレーションシステムでガソリンから水素を分離するステップが必要だし、無公害にはならない。しかし利用者が現在の給油システムをそのまま使って燃料電池車に乗ることができる、という点では水素ガスなどより普及率は高まりそうだ。
GMでは18カ月以内にこのシステムを使ったデモンストレーションカーを製作、発表するとしている。