損益悪化で表面化したクライスラーの新型車開発プラン

モータースポーツ/エンタメ 出版物
損益悪化で表面化したクライスラーの新型車開発プラン
損益悪化で表面化したクライスラーの新型車開発プラン 全 1 枚 拡大写真

ダイムラー・クライスラーのクライスラー事業部は、経常損失を圧縮するため、ダッジの新型SUV、ジープ『グランドチェロキー』より一回り大きなサイズのSUV、後輪駆動を採用したクーペタイプのコンバーチブルモデルなど、複数のモデルの開発を凍結することを決めたようだ。

これはロイター通信が23日に報じた。ダイムラー・クライスラーが近く発表する第3四半期の経常損益の赤字は5億2800万ドル(約569億円)に達し、これを圧縮することを目的に、売上げの伸び悩むクライスラー事業部の新車開発を凍結することになったとされる。新型車の開発はもちろんだが、2004年に予定されているグランドチェロキーのモデルチェンジも見送られる可能性が高くなった。

クライスラーのCEO、ジム・ホールデンは新型車の開発凍結に前向きな考えを示し、経費などを含む20億ドル(約2156億円)のコストを削減するためにはやむを得ないものとしている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  3. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  4. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  5. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  6. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  7. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  8. ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調
  9. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  10. ホンダが新型EVの『e:NP2』を中国で発売…北京モーターショー2024にも展示
ランキングをもっと見る