ジープが燃料電池で走る!! まだ発展途上かな?

エコカー 燃費
ジープが燃料電池で走る!! まだ発展途上かな?
ジープが燃料電池で走る!! まだ発展途上かな? 全 3 枚 拡大写真

ダイムラー・クライスラーでは内燃機関を持たず、二つの電気モーターと燃料電池で走るハイブリッドのプロトタイプを発表した。このクルマ、『ジープコマンダー2』は各車軸に別々のモーターを組み合わせることで四輪駆動を可能にしている。ニッケルメタルハイドライド電池によりパワーの分散をコントロールするシステムだ。

燃料電池はメタノールを原料としてリフォーマーを搭載、水素を分離する。ただし4WDであるため、ガソリン換算時の燃費はおよそ24マイル/ガロン(10.1km/リットル)で、通常のハイブリッドにくらべると燃費はやや悪い。

車体は重量を軽くするためにプラスチック成型部品が使用され、100%リサイクルが可能だ。総重量は5700(2590kg)ポンドで、このうち2500ポンドを燃料電池のパワートレインが占めている。

またこの車はダイムラー・クライスラーが誇る技術のショーケースでもあり、センターコンソールにはポップアップ方式のラップトップコンピュータがドックインされ、カーマルチメディアが楽しめる。しかも小型カメラが運転席に設置されており、もし盗難にあった場合、このカメラをリモートコントロールすることで車泥棒を自動的に撮影、その画像をインターネットで送信することもできる。

まさに21世紀型のクリーンでユーザーフレンドリーな車だが、市販の予定は?

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ルノー『キャプチャー』新型、4月4日デビューへ
  2. 【スバル レヴォーグレイバック 新型試乗】「アウトバック」以来、30年にわたる挑戦の成果…諸星陽一
  3. 東京E-Prix 市街地コースは臨海都心に準備…フォーミュラE[写真32枚]
  4. ドライブ中の突然の曇り問題にサヨナラ! DIYでウインドウ曇り防止 ~Weeklyメンテナンス~
  5. メルセデスベンツ、新型パワートレイン搭載の「GLA180」発売…高性能モデルAMG「GLA45S」も追加
  6. シトロエンが新型SUVクーペ『バサルト・ビジョン』を発表 南米で2024年内に発売へ
  7. 日産『エルグランド』一部仕様変更、安全装備を強化
  8. ホンダ『フリード』次期型予想に注目! ボディ拡大? デザインは?…土曜ニュースランキング
  9. 電気自動車のF1「フォーミュラE」、東京で来年3月30日開催正式決定[新聞ウォッチ]
  10. メルセデスベンツ『Gクラス』改良新型…449馬力の直6ツインターボ搭載、表情も変化
ランキングをもっと見る