フィアットはジュネーブでミディアム・コンパクトクラスのハッチバック、『スティーロ』を発表する。ヨーロッパの同クラスの市場規模は大きく、それだけ競争も厳しいが、フィアットでは、スティーロは競合車を一挙に一世代前のものにすると自負している。
スティーロはブラーボ/ブラーバの後継車。2車を統合してひとつの車名になるが、ブラーボはスティーロ3ドア、ブラーバはスティーロ5ドアに相当する。ブラーバはノッチ付きハッチバックから2ボックスハッチバックになるわけだ。そして3ドアと5ドアではドアの枚数以上にスタイリングが差異化されている。