【待ってました! ホンダ『シビック・タイプR』】構えのいいヤツ

自動車 ニューモデル 新型車
【待ってました! ホンダ『シビック・タイプR』】構えのいいヤツ
【待ってました! ホンダ『シビック・タイプR』】構えのいいヤツ 全 5 枚 拡大写真

新型『シビック・タイプR』の駆動力は6速マニュアル・トランスミッションを介して路面へと伝えられる。ホンダによれば急加速の際に回転数がパワーバンドの中にとどまるようにギア比が設定されているという。

第6速は1000prmで32km/hとなり、これは120km/hの高速走行がストレスの少ない3100rpmで可能なことを意味する。駆動は前輪、エンジンの出力増強にともなってハーフシャフトの設計が変更されている。

パワー/ウェイト・レシオは164PS/トン、0-100km/h加速は6.8秒、最高速度は234km/hとホンダではいっている。燃費はECの複合モードで8.6リットル/100km=11.6km/リットル(日本の10・15モード値とは若干異なる)と、こちらも競争力がある。

パフォーマンス強化に合わせて変わったのは外観だけでなく、スチールボディにも手が入っている。エンジンベイ後方にはアルミストラットが追加されており、水平方向の剛性が17%向上された。リアサス・タワーの間にもビームが追加され、こちらは垂直方向の剛性を23%向上させるのに貢献しているという。

さらに前のマクファーソン、後ろのダブル・ウィッシュボーンというサスペンションも改良されている。スプリングとダンパーが固くなり、ロールバーは太くなり、ブッシュ類は専用設計だ。これらの機能はドイツのニュルブルクリンクと、日本のもてぎ、両サーキットで熟成された。サスペンションの変更によりタイプRの車高は標準の新型3ドアより15mm低くなっている。太めのタイヤとも相まって新型タイプRはなかなかいい“スタンス”をしている。

走るのと同じように止まることも大切だ。新型シビック・タイプRのフロント・ディスクブレーキはディスク径が大きくなっている。3チャンネルABS、ブレーキ力配分、ブレーキアシストといった電子制御システムのバックアップも用意される。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ホンモノのGT」が日常を小冒険に変える…マセラティの新型『グラントゥーリズモ』が誘う世界とはPR
  2. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  3. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  4. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  5. ランボルギーニ、新型車を間もなく発表へ…電動『ウルス』の可能性も
  6. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  7. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  8. アルピナ『B3』が2度目のフェイスリフトへ! リムジン&ツーリングをWスクープ
  9. 三菱『エクリプス クロスPHEV』は、新しい毎日に踏み出せる「今の時代、最強の1台」だPR
  10. ホンダの新型SUV『WR-V』、発売1か月で1万3000台を受注…月販計画の4倍超
ランキングをもっと見る