自動で車体形状を追従してくれる最新鋭の洗車機で『WiLL-Vi』が洗えることはわかったが、その他の洗車機で洗うことはできないのだろうか。結論から先に言えば「コントロールパネルを使い、手動で突起物を避ける設定ができるものなら洗える」のだ。トヨタの広報部が話してくれた取扱説明書に書かれた注意喚起が正にそれ。
ガソリンスタンドのスタッフがコントロールパネルで手動設定する手間を煩わしいと思わず、洗車機のブラシが当たらなかった部分の手洗いを面倒だと考えなければ洗車機を使うことは可能なのだ。最近発売された洗車機の大半は、こういったパネルが付いており、入力を怠らなければ「100%とは言わなくとも、85%程度は自動で洗える」という。できるかぎり最新の機械を備えたスタンドを探すことだ。
この手動操作を極めると「こんなこともできる」という話を。少し前に携帯電話会社「au」のCMで、カネの無い学生役の男性がスタンド前に立ち、洗車にやってきたクルマの屋根に登ってシャワー代わりにする…というものがあった。これはその手動操作で「クルマ上部30センチ付近を避ける」という設定を入力して、洗車機を実際に動かしたという。