「最高量刑でないと事故は減らない」、高速逆走事故で地検が控訴

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茨城県つくば市内の常磐自動車道で昨年12月、追い越し車線を走っていた乗用車が逆走してきたクルマと正面衝突、4人が死傷した事故の裁判で、水戸地方検察庁は5日、一審の懲役5年の実刑判決を「量刑不服」として東京高等裁判所に控訴したことを明らかにした。

この裁判では、茨城日野自動車で事故当時セールス担当の社員だった27歳男性が忘年会の席上、ビールや焼酎、日本酒などを飲み、酩酊状態にも関わらずクルマを運転。桜土浦インターチェンジの出口から上り線に進入。追い越し車線を逆走して、対向してきた乗用車と次々に衝突し、4人が死傷する事故について争われていた。

一審では「改悛の情がある」として懲役7年の求刑に対して、懲役5年の実刑判決が言い渡されていたが、遺族などから上限の懲役7年を求める声が強いため、地検としても業務上過失致死罪としては最長の刑期となる懲役7年を改めて求めることとなった。

《石田真一》

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