新車登録台数、前年割れか---好調はホンダとシボレー『クルーズ』

自動車 社会 社会
新車登録台数、前年割れか---好調はホンダとシボレー『クルーズ』
新車登録台数、前年割れか---好調はホンダとシボレー『クルーズ』 全 1 枚 拡大写真

日本自動車販売協会連合会が3日発表した11月の新車登録台数概況は前の年の同じ月にくらべ9.3%減の31万1015台となり3カ月連続のマイナスとなった。失業率の上昇など景気悪化を反映し11月の台数としては平成に入り過去最低となった。12月も厳しい見通しで暦年の新車登録台数は2年ぶりに前年を割り込むことがほぼ確実となった。

11月は普通乗用車が13.9%の2ケタの減少、貨物車も20%減となるなどバスを除く全車種でマイナスとなった。メーカー別ではホンダ、スズキを除く全メーカーが減少しトヨタ自動車は3カ月連続マイナスとなる18%減と大幅な落ち込みとなった。また、いすゞ自動車やマツダ、日産自動車、日産ディーゼル工業が11月として過去最低となった。

ホンダは20%増と21カ月連続のプラス、スズキは台数は少ないがGMと共同開発した新型車の投入により46%のプラスとなった。

1月からの累計では前年同期にくらべ0.3%減で推移しているが昨年12月が10%近い伸びを示す高水準だったため、今年も最低でも10%以上のプラスにならないと昨年の409万5000台には到達しない。しかし11月が約10%減の大幅マイナスとなったことや雇用不安による消費の冷え込みを考慮すると高いハードルといえそうだ。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. レクサス最小の『LBX』は、「サイズ的ヒエラルキー」から脱却できたのか?
  2. 女性向けキャンピングカー「Nomad Lux」デビュー 5月3日初公開
  3. サスペンションの新常識! 1G締めがもたらす驚きの効果とは?~カスタムHOW TO~
  4. マツダの新型セダン、ティザー…間もなく中国で実車発表へ
  5. トヨタ『4ランナー』新型にオフロード向け「TRDプロ」仕様を設定…ハイブリッド i-FORCE MAX 搭載
  6. なぜ? アルファロメオ『ミラノ』の車名を禁じられる…なら『ジュニア』だ!
  7. 三菱ふそうが苦肉の策、工場の従業員を“出稼ぎ”でバスの運転手に[新聞ウォッチ]
  8. VW ゴルフ が表情チェンジ…改良新型の生産開始
  9. トヨタ、堤工場の停止期間を再び延長、ダイハツは5月から全工場で生産再開[新聞ウォッチ]
  10. ホンダが新型EV「イエ・シリーズ」を中国で発表…2027年までに6車種を投入へ
ランキングをもっと見る