【新聞ウォッチ】富士重工がブランド名「スバル」に社名変更

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【新聞ウォッチ】富士重工がブランド名「スバル」に社名変更
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2001年12月7日付

●セーフガードで、11日に北京で日中閣僚協議(読売・9面)

●スポーツ新風景・自動シャレース、F1狙うなら欧州から(読売・21面)

●国土交通省、チャイルドシートにランク付け(読売・25面)

●時代にフィット、カローラ抜く、発売から半年、ホンダが快走(朝日・10面)

●ガソリン税も一般財源化、15年度改正で論議、首相意向(産経・1面)

●富士重工方針、車名「スバル」に、ブランド確立狙う(毎日・8面)

●中国、セーフガードの対日報復関税、WHO加盟後も継続(日経・7面)

●BMWジャパンの新社長にヴィリッシュ氏就任(日経・12面)

●11月の輸入車販売、3カ月連続マイナス(日経・13面)

●車載のエアコン、カーナビなど手や指で操作、東芝が新技術(日経・15面)

ひとくちコメント

富士重工業は設立50周年を迎える2003年7月をメドに社名を「スバル(SUBARU)」に変更する方針を固めた。竹中恭二社長が明らかにしたと、きょうの毎日が報じている。

各紙は自販連が発表した11月の国産車販売ランクでホンダの『フィット』がトヨタの『カローラ』を抜いて首位になったことを大きく取り上げているが、毎日の「スバル」の記事は独自取材で得た“特ダネ”である。

同社は“和製BMW”と呼ばれるほどに技術力などを高く評価する根強いファンも多いが、現在の売上げの9割を占める自動車のブランド名「スバル」に統一することで、独自開発の四輪駆動システムなどの高い技術力をアピールするのにふさわしいと判断したという。

かつて東洋工業が「マツダ」に変更されたように、ブランド名をそのまま社名に変更するケースは多い。「スバル」への社名変更は80年代末にも検討されたことがあったそうだが、当時は資本提携先の興銀と日産の思惑が入り乱れて、すんなり決まらなかったという経緯があった。今回は初のプロパー社長の誕生で、そうした弊害も次第に解消されつつあるようだ。

《福田俊之》

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