スズキは、2001年の販売実績と2002年の販売見通しを発表した。それによると四輪車の2001年の販売実績は前年比2%増の87万5142台と前年を上回った。輸出が好調だったほか、主力の軽自動車が横ばいで推移したため。生産は同9%減の161万9304台。欧州やカナダなど、海外の生産が落ち込んだ。
一方、2002年の見通しでは、軽自動車が過去最高の60万台を目指す。昨年、投入した『MRワゴン』、22日発表した『アルトラパン』が寄与するのに加え、秋ごろに『ワゴンR』などの新型を投入する予定で、同5%増を目指す。小型も『シボレークルーズ』の増販で、同16%増の6万台が目標。完成車輸出は同11%増の94万1000台が目標。生産は国内が同11%増の94万1000台、海外が同8%増の83万2000台。