GM(ゼネラルモーターズ)は、3月の米国での販売台数を発表した。乗用車・商用車合わせた合計販売台数は前年同月比1.7%減の41万9410台だった。ゼロ金利キャンペーンで需要を先食いした影響に加え、日本と韓国メーカーとの競争に負けたことが原因。
3月の販売台数の内訳は、乗用車が同11.9%減の18万1181台となり、大幅にダウンした。主力の商用車は同7.8%増の23万8229台だったものの、ゼロ金利キャンペーンで、需要を先食いした影響が出ている。乗用車はポンテアック『バイブ』、キャデラック『CTS』の新型を投入しても大幅に落ち込んだ。
日本、韓国メーカーは各社とも大幅に販売台数を増やしており、貿易摩擦問題の再燃の現実性が増してきた。