【新型日産『エルグランド』発表】クラス初、90%、3分の1以下……環境と安全

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【新型日産『エルグランド』発表】クラス初、90%、3分の1以下……環境と安全
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パフォーマンス、快適性の高さに加え、『エルグランド』は環境、安全への配慮も一段と高められている。超-低排出ガス車、2010年燃費基準のクリアはこのクラスのモデルでは初めてのことだ。

リサイクル面でも、リサイクルしやすいポリプロピレン製部品の割合を増やし、リサイクル可能率90%を達成している。鉛使用量も徹底的に減らし、96年時点での国産2リットル級セダンの平均値の3分の1以下を達成したという。

安全面では、日産が提唱するトリプルセーフティを踏襲し、キセノンヘッドランプ、広角ドアミラーなどにより、安全の基本である視界を確保。さらにABS、EBD(電子制御制動力配分システム)、ブレーキアシスト、VDC(ビークル・ダイナミクス・コントロール)などの装備で危険回避能力を高め、万が一事故に至った際にはクラッシャブルボディが衝撃を吸収するという3段構えの安全対策が施されている。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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