【新型日産『エルグランド』発表】デザイン目標は「らしさ」の確立

自動車 ニューモデル 新型車
【新型日産『エルグランド』発表】デザイン目標は「らしさ」の確立
【新型日産『エルグランド』発表】デザイン目標は「らしさ」の確立 全 4 枚 拡大写真

先代のヒットを受け、新型『エルグランド』のデザイン目標は「ELGRAND-ISM=エルグランドらしさの確立」。カスタマーの期待よりももう一歩先を提示したという。

新型エルグランドのデザインを担当した日産自動車デザイン本部第二プロダクトデザイン部プロダクトチーフデザイナーの山崎剛さんによると、「先代が最高級ミニバンとしてトップブランドの地位を築いただけに、いいものは受け継いでいこう、と」

そのためにデザイン目標を「ELGLAND-ISM=エルグランドらしさの確立」と掲げ、「confidence=みなぎる自信」と「newness=明快でクールなデザインテイスト」をキーワードに、「二代目エルグランドにかけるお客様の期待よりも、さらにもう一歩先のものを提示していこうと考えた」と山崎さんは語る。

前作との違いについては、「気持ちとして変えたつもりは無い。スピリットとして持っている思いは一緒です。先代の押し出し感は継承していく方向で、デザインの表現手法を少し変えただけ」という。

フロントのデザインについて、「先代はフロントのカタマリの中でバンパーはバンパーとして独立していたが、バンパーもグリル・ヘッドライト同様“顔”であり、新型ではバンパーをフロントのひとつのカタマリとして融合して、よりおおらかでアメリカンなイメージを狙った」

さらに『マーチ』や、今年3月にニューヨークショーに出品された『ムラーノ』にも共通する、フロントバンパーからサイドにかけて回り込むデザイン処理について山崎さんは「確かに意識はした。プランビューで見たとき、フロントエンドからタイヤ、サイドへかけてダイナミックな造形を作ることが出来るから」という。一連の日産CMでおなじみの中村史郎デザイン本部長によると、「同じ時期に社内で同じようなことを考えていただけ。この造形処理を日産のアイデンティティとして今後もずっと使っていくつもりは無い」そうだ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. SHOEIが新型フルフェイスヘルメット『GT-エアーIII』にグラフィックモデル「DISCIPLINE」を設定
  2. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  3. ランボルギーニ、新型車を間もなく発表へ…電動『ウルス』の可能性も
  4. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  5. アルピナ『B3』が2度目のフェイスリフトへ! リムジン&ツーリングをWスクープ
  6. ホンダの新型SUV『WR-V』、発売1か月で1万3000台を受注…月販計画の4倍超
  7. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  8. 「ホンモノのGT」が日常を小冒険に変える…マセラティの新型『グラントゥーリズモ』が誘う世界とはPR
  9. いすゞとUDトラックス、ジャパントラックショー2024に共同で出展へ
  10. レンジローバー最初のEV、プロトタイプの写真を公開
ランキングをもっと見る