新型『ムーヴ』の室内空間の広さは、ボンネットを持つ1.5ボックス軽ミニバンのなかではトップクラスである。ホイールベースを2390mmと旧型より30mm延長し、室内長を1920mmと、旧型に比べて190mmも拡大している。
また前席と後席のヒップポイント同士の距離も旧型より実に105mmも大きい940mmを確保。1.5リットルセダンモデルをもしのぐリアシートの足元空間を持たせている。
横方向のゆとりも大幅に拡大した。室内幅は1300mmで、旧型より80mm拡大。運転席と助手席の間隔も620mmと、旧型より40mm大きい。リッターカー並みのゆとりある室内だ。
軽自動車が現在の規格になるさい、当時の運輸省はボディ寸法の拡大分を室内寸法に使ってはいけないという指導をしていた。ボディ拡大は安全性能強化のためというのがその理由だったが、ダイハツはムーヴに高度な衝突安全ボディを持たせることで、安全性能を犠牲にすることなく室内寸法を拡大することに成功した。
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