ダイハツ工業の2003年3月期中間連結決算は、連結売上高が前年同期比4.2%減の4557億円、営業利益が同55.9%減の46億円、経常利益が同37.0%減の57億円となった。2期ぶりの減収、3期ぶりの減益となった。
減収減益となったのは、国内の軽自動車販売が落ち込んだため。三菱自動車やホンダ、スズキなど、軽自動車の新型車投入が相次ぎ、競走が激化、同社も『MAX』(マックス)などの新型を投入したが苦戦した。売上台数は国内が同9.7%減の21万6000台と大幅に落ち込んだ。
通期の予想は連結売上高が同0.6%増の9500億円、連結経常利益が同0.8%減の160億円を見込んでいる。新型『ムーヴ』で一気に巻き返す戦略だ。
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