全国軽自動車協会連合会が1日発表した10月の軽自動車新車販売台数は、前年同月比で6.9%減の13万1777台となり、3カ月ぶりに前年水準を下回った。新型車の売れ行き好調により高水準な販売が続いていた軽だが、同月は一転して大幅なマイナスに…。
10月の軽販売は、富士重工業スバルとマツダを除く全メーカーが前年同月比でマイナスとなった。この結果、マイナス幅は今年に入ってから最大に。特に三菱自動車工業とホンダの落ち込みが大きく、三菱は27.6%、ホンダは15.6%のマイナスになった。
三菱は昨年10月に『eKワゴン』を発売したことから前年の水準が高かった。ホンダは昨年の水準が高かったのに加え、新型車『ザッツ』の販売が思ったほど伸びていないことも影響した。ダイハツ工業は10月15日に新型『ムーヴ』を発売したが、販売実績にはまだ反映されず、8%のマイナスになった。