日本自動車販売協会連合会が発表した10月の中古車登録台数は、前年同月比2.1%減の46万0496台とマイナスとなった。新車販売が低迷していることから、良質な中古車のタマ不足で、低迷している。
車種別では、普通乗用車が同3.0%増の155万7874台とプラスとなった。これは新型車が3ナンバー化しているため。主力の小型車は同5.0%減の22万9187台と大幅マイナスだった。貨物車は同4.6%減の5万2024台と低迷した。普通トラックは同1.4%増とプラスになったものの、小型トラックが同7.9%減と不振で全体を押し下げた。
中古車販売が低迷しているのは、新車販売が不振で、下取りなどが減っているためだ。特に良質なクルマ(高年式、低走行距離など)が不足しており、当分中古車販売低迷が続きそうだ。