マツダが25日発表した10月の生産・販売状況によると、世界生産台数は前年同月比23.9%増の8万4377台で、2カ月連続でプラスとなった。苦戦が続いてきたマツダだが、『アテンザ』、『デミオ』で復活しつつある。
国内生産は同15.3%増の6万4233台で、4カ月連続のプラス。国内向けのデミオ、欧州向けの『マツダ6』(日本名『アテンザ』)、北米向けの『MPV』が好調なのが主因だ。国内販売は同9.8%増の1万9563台で3カ月連続のプラスだった。デミオを5600台販売したため。
輸出は同3.3%減の3万2792台だった。2カ月ぶりのマイナスで、北米向けのファミリアなどが低迷したのが主因だ。海外生産は同62.8%増の2万144台と急増した。北米のフォードとの合弁AAIで生産するマツダ6が好調なため。