MGローバー日本がこれから全国で販売するのは5車種。いずれも旧体制からの継続車種および発展車種だが、楽しみなのは新型車開発が進んでいることだ。そのヒントはモーターショーで発表されたコンセプトカーにあるという。
「MG『TF』がイタリアで世界で一番美しいスポーツカーという評価を受け、ローバー『75』が世界中で多くの賞を受け、日本でもインポート・カーオブザイヤーに輝いたことはご存知でしょう」と語るのはMGローバー・プロダクトデベロップメントのディレクター、ロブ・オールデイカー氏だ。
「我々が大事にしているのはライド・クオリティです。コンフォータブルに、そしてダイナミックに。MGとローバーのフィロソフィが融合することによって、また新しいクルマが生まれようとしています。例えば『SV』や『TCV』などのコンセプトカーですが、SVはすぐに量産できるクルマです」
「今年500万台目を生産し、来年はローバーが100周年、MGは80周年を迎える重要な年です。これから皆様が驚くようなクルマを出していきます」と語ったオールドエイカー氏。これからのMGローバー・デザインに注目だ。