日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が1日発表した7月の新車販売統計速報によると、ホンダの総販売台数は5万7470台となり、前年同月比で19.2%減と大幅な落ち込みが続いている。
6月にマイナーチェンジながら大幅改良した『ステップワゴン』の登録が盛り返したものの、昨年高水準で推移した『フィット』が息切れしているもので、登録車は3万8422台(23.7%減)と、依然2ケタのマイナスだった。
軽自動車は、モデル末期となった『ライフ』のお買い得車などが健闘しているものの、8.4%減の1万9048台と、前年実績を割っている。今年1〜7月の累計総販売台数は、前年同期比21.6%減の41万9020台となった。
一方、今年は国内2位の座を奪取するのが確実となった日産自動車の7月の総販売台数は1.1%増の8万1013台。7月までの累計では6.7%増の51万273台と、ホンダに9万台余りの差をつけている。